生理痛とは子宮が収縮する際に起きる痛みの事をいいます。排卵後およそ2週間くらいで生理が始まり、その際にプロスタグランジンという物質が分泌されることで、子宮の収縮が起こります。
月経期間中に月経に随伴して起きる症状を月経困難症といいます。何かしらの病気が原因となる場合と、特に病気はなく、日常でのストレスや体質が原因となる場合があります。
病気が原因となる月経困難症を「器質性月経困難症」といいます。主な病気として挙げられるものに、子宮筋腫や子宮内膜症などがあります。
病気が原因ではない月経困難症を「機能性月経困難症」といいます。病気でなくとも体質によっては強い生理痛を起こします。特に若年であると、子宮がまだ未成熟のために、月経血を外に出す通り道が狭いのも痛みの原因のひとつとされています。
日常生活に支障をきたす様な場合や、病気が無いか心配な方は、一度医療機関で検査する事をお勧めします。
デスクワークの仕事の場合は、腰の周囲をひざ掛けや毛布などで温めましょう。常に腰回りを温めるためには腹巻などがお勧めです。
長時間座ったままの場合は血液の流れが悪くなるため、30分に1回程度、足の根元をマッサージしたり、立ち上がって屈伸運動をしたりしましょう。
半身浴をゆっくりと時間をかけて行いましょう。
下腹部をこの際にマッサージをすると、血液の流れがより改善されます。
いい香りの入浴剤やエッセンシャルオイルをお湯に入れると、リラックスできるため痛みも軽くなります。
全身の血液の流れを改善するために、軽いジョギングやウォーキングなどを行いましょう。
部屋の中で簡単なストレッチやラジオ体操をするのみでも、痛みが軽くなります。
生理痛の場合は、すった生姜を紅茶にプラスしたものや、血液の流れが改善してイライラが無くなるマグネシウムが多く含まれているココア、血液の流れが改善するサフラン茶などがおすすめです。
身体が冷えるコーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物は注意しましょう。
生理痛の治療の場合、腹部を暖め、子宮の収縮を和らげる事が目的となります。マッサージや鍼灸などで腰やお腹の緊張を緩める事で症状を軽減します。また、温熱療法などで温めたりして更に症状を抑えていきます。また、日常生活でのアドバイスなどもさせていただきますので、先ずはお気軽にご相談下さい。
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